葉の落ちる様に涙できる程敏くもなく、この身を嘆かずにいられる程賢しくもない
忘れてはならないと強く警告するその色が
全てを手に入れたのではない、手に入れたものが全てなのだ
私が貴方の唯一になれたらそれでいい、私にとっての貴方のように
至高など高が知れているし、奈落だって底が知れているさ
清くも正しくも美しくもないその様のなんと愛しいことか
いとも簡単に消えたあなたへ(これは報いです)
全てに見捨てられても、どうしてか心臓は止まらなかった
金で買えないものはあるけど、欲しくないから別にいいんだ
それが私に行える唯一で最後の優しさでした
(notes)
敏い=さとい
賢しい=さかしい。賢く優れている事。